声帯結節の症状・症例
声を使いすぎることにより、両側の声帯粘膜にできた「タコ」のようなものです。教師、保育士、歌手、インストラクターなど声をよく使う職業の女性に多く見られます。スポーツで大きい声を出している子供にみられることもあります。結節が邪魔になって声門が閉じにくくなるために、声がかすれる、ガラガラする、割れる、高い声が出しにくいなどの症状があります。
炎症がある場合は炎症を抑える薬の内服を行うか、または直接ステロイドを声帯に注射することを行っています。なによりも一番大切なのは声の使用を控えることです。さらに喉の加湿などのケアをすることによって小さくなっていき治癒します。仕事などで声の使用を控えることが難しい方は、治癒まで数か月から一年以上かかったり、治癒が難しいこともあります。治癒後もまた声を使いすぎると同じ場所に再発することがあります。そのため言語聴覚士のリハビリテーションにより声の衛生指導や楽な声の出し方の訓練が必要な場合もあります。
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声のお悩みは他の病気とは違い、客観的には支障が少ないようでも、本人様にとって社会生活上の悩みは深刻です。一方で、より身近に声帯の手術を受ける事が出来る時代でもあります。当院医師と相談しつつ、一緒により良い生活を築いていきましょう。
日頃感じるあなたの声に関するご回答を基に、当院から連絡し解決への道のりをご提案させて頂きます。
まずは私たちと共に不安の軽減に努めましょう。
